大阪府八尾市でアルミサッシ窓のクレセント錠の交換をしました。
現場は近鉄高安駅から少しはなれた所にある閑静な住宅街にあるお家です。
どうやらけっこう前にカギが外れてしまったらしく、防犯対策は窓のストッパーと雨戸に頼っていたようです。
外れてしまったカギはどこにあるのか尋ねたのですが、捨ててしまったのか、どこにいったか分からないとのこと。
このお家は築50年ほどの建物で、もちろんアルミサッシも同年代です。
同じものはおそらく見つからないと思うので、もともとのカギの寸法に近いもので探すことを了承頂きました。
カギ(クレセント錠)はビスピッチ・クレセント受けまでの寸法が合えば、ちゃんと交換できますので。
クレセント錠の取り外し
カギはアルミサッシに直接ビスで止まっているわけではなく、
裏板(ビス穴の開いた金属のプレート)とカギでアルミサッシを挟み込むかたちで取り付けてあります。
カギはビス2本で止まっていることが多いのですが、交換するときに2つのビスを外してしまうと、
裏板が落ちてしまいカギを取り付けできなくなるので要注意です。
もともとカギが無くなっていて、裏板も落ちてしまっていたので、
まずは窓を外し裏板をもとの位置にもどすところからの作業になりました。
上の写真でビスが1本映っていますが、このビスで金属のプレートが落ちないようにしています。
クレセント錠の取り付け
カギの取り付け方法は、もともとついてあるカギの上か下かどちらかのビスを取り外したら、
ビス穴がしっかり見えるぐらい傾けます。
この際外していないビスを少しだけゆるめると傾けやすいですね。
見えているビス穴に新しく付けるカギにビスをセットしてを締めこみます。
この際もビスは少し緩めに締めた方が傾けやすいですね。
この状態で古いカギを取り外すことが出来ます。
今回は、もともとのカギが無いので、裏板が落ちないよう順番にビスを取り付け、
スムーズにカギが掛かるよう調整して完成です。
クレセント錠には右用と左用があります
カギには右用と左用があるのですが、ほとんどの場合が部屋の中からアルミサッシ窓を見て右側の窓に取り付けているのが右勝手用になります。
1か所のアルミサッシ枠に窓が4枚入っていたりすると左勝手用が取り付けている可能性があるので要注意。
窓単体でいうと、窓の左に取り付けているものが右勝手用で右に取り付けているものが左勝手用です。
ややこしいですね。
うっかりすると間違って発注してしまいそうです。
クレセント交換のようにちょこっとした事でも対応しますので、お気軽にお問い合わせください。