下地調整が終わり、本格的に防水工事にかかります。
廻りのアルミ部分に軽金属用の下塗り塗料を塗ります。
アルミ等軽金属は通常使っている塗料では付着が悪く、後々塗膜がメクレたり浮いたりする為、専用塗料で塗装します。
ウレタン防水用プライマーを塗布します。
通気緩衝シート(QVシート)を張っていきます。
このシートの裏に糊のついている個所と糊のついていない箇所があり、糊のついていない箇所を、空気が流れ下地の水分を脱気棟から排気することにより、膨れなど防水層へのダメージを軽減しています。
ちなみにこのシート自体防水性がある為、この上にウレタン防水をすることにより2重の防水になり、より安心を得ることができます。
シートの継ぎ目と端末を防水テープなどで適切な処理を行い
脱気棟を設置しました。
立ち上がり・継ぎ目部分を先行で塗りこみ、床面にウレタンを流していきます。
このウレタン防水材はサラセーヌKといい、高伸長形の柔らかく伸縮性の高い材料です。
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