今回は雨戸の塗装です。
アルミサッシに付帯している雨戸の塗装を施工しました。
この雨戸は、外周がアルミで出来ていて、中央部はスチール(鉄)で出来ています。
外周のアルミの部分は塗装をせず、中央のスチール部分のみ塗装をします。
塗装前の雨戸です
錆が出てきています。
ブツブツとした雨戸によくある腐食が始まっています。
雨戸塗装前のケレン
ブツブツとした腐食による突起は皮スキを使って削り落とします。
削り落としたところは、腐食により少しへこんでいます。
凹凸を少しでも滑らかにするため、サンドペーパーで削ります。
全体的に研磨たわしでケレンをし、ブロアーで埃を落とします。
雨戸以外を汚さないように養生
塗装をしないアルミの部分を、マスキングテープで養生します。
少し大きめに養生しなければいけないところは、マスカー(ビニールにテープが付いている養生資材)を使用します。
足元を汚さないように、ベトナムシート(布製の養生シート)で養生します。
雨戸に錆止めを塗装
錆びも出ていますし、鉄肌も露出していまので錆止め塗料を塗ります。
※錆止め塗料を塗っても、錆が無かったことにはなりません。
錆止め塗料は、上塗りを直接塗るより付着力の高いプライマーとしての効果があります。
錆止め塗料は、弱溶剤型1液エポキシ錆止め塗料を使用。
錆止め塗装の写真です。
ウレタン塗料で上塗り
錆止めが乾燥したのを確認後、1回目の上塗りをします。
上塗りの塗料は弱溶剤型1液ウレタン樹脂塗料を使用しました。
上塗り1回目の写真です。
上塗り1回目が乾燥したのを確認後、2回目の上塗りをします。
1回目と同じ塗料を使用しました。
2回目の上塗り後、養生を撤去し、汚れたところなど掃除をして完了です。
上塗り2回目の写真です。
結構しっかり膜厚を付けて塗装しましたが、ブツブツと腐食した痕が、日の当たり方によって少し見受けられました。
まとめ
作業内容 | 使用材料 使用資材 |
ケレン | 皮スキ サンドペーパー 研磨たわし |
養生 | マスキングテープ 布テープ マスカー ベトナムシート |
錆止め | 弱溶剤型1液エポキシ錆止め塗料 刷毛 ローラー |
上塗り | 弱溶剤型1液ウレタン樹脂塗料 刷毛 ローラー |
雨戸の塗装は、ブツブツと腐食が始まると、手間がかかりコストが上がるうえに、痕が残り新品のようにきれいに仕上がりません。
早め早めのお手入れをおススメします。
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